1.不等式の連結
Python では不等式を連結できます。これを利用して、最小値・最大値チェックを非常にシンプルに表現できます。
>>> a = 1 >>> 0 <= a <= 10: TrueC言語を含む多くの言語では、同じ不等式を書くのに式が2つ必要となり、さらに好みによって書き方が分かれます。Python の方が断然スッキリしていますね!
// C言語の例 if (0 <= a && a <= 10) { // min a max順 if (a >= 0 && a <= 10) { // aが常に左辺
2.in演算子の活用
in と言うと for との併用が真っ先に思い付きますが、演算子としても使い所が多いです。
以下に代表的な使用例を挙げます。
# dictのkeyに値が含まれいるかのチェック >>> d = {1:'one', 2:'two', 3:'three'} >>> 3 in d True # strに部分文字列が含まれいるかのチェック >>> s = 'abcdefghi' >>> 'efg' in s True # s == 'Yes' or s == 'No' or s == 'Cancel' の別表現 >>> s = 'Yes' >>> s in ('Yes', 'No', 'Cancel') True
3.all と any の活用
ビルトイン関数である all 又は any を使うことで、条件式の中にコンテナを扱う処理を書けます。
# リストに 0 が含まれていないことを確認 >>> l = [1, 4, 2, 8, 5, 7] >>> all(l) True # リストが全て偶数であることを確認 >>> l = [1, 4, 2, 8, 5, 7] >>> all(i % 2 == 0 for i in l) False # リストに 5以上の数があることを確認 >>> l = [1, 4, 2, 8, 5, 7] >>> any(i >= 5 for i in l) True
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