Python から Excel ファイルを操作するためのライブラリは幾つかあります。その中で、Excel ファイル読み込み用のライブラリ xlrd と、書き込み用のライブラリ xlwt が最も広く知られているようです。(両ライブラリを組み合わせ使う xlutils というライブラリもあるのですが、こちらは残念ながら Python 3 には未対応です)。
詳しい使い方はこちらのサイトが参考になります。と言うか、非常にうまくまとめておられるので、当ページで使い方を再紹介する必要は無いと感じました。
ところで、オープンソースである Python と、Microsoft社の製品である Excel は、根本思想の部分で異なる点が多いです。それでもなお、Python で Excel をサポートすべき理由は何でしょうか?
私が実際に経験したのですが、とあるツールの設定データを Excel ファイルから読み込めるようにすると、非プログラマの方々から好評を得ました。
その時の Excel の書式は以下のようなものでした。
[設定ファイルとしてのExcel] |
[各項目の詳細をコメントで記載] |
プログラマ的には、この程度の設定データならばテキストファイルで書くのが近道のように思います。
しかし、「文字列は " で括る」「# で始まる行はコメント」というようなルールは、非プログラマにとっては馴染みのないものです。
GUIを作るほどでもなく、それでも非プログラマにも使いやすいようにしたい時、Excel を使うというのは一つの答えであると思います。
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