以前に当ブログでも紹介した pep8 の名前が、pycodestyle に変更となりました。
Guido氏自らが「"PEP8"と言ったときに、ドキュメントの"PEP8"なのか、プログラムの"pep8"なのか、分からないのは良くない」と提議したことによります。
https://github.com/PyCQA/pycodestyle/issues/466
なお、提議の最後は、「"pep8"は素晴らしく、私も使っている。これを作らせた人も素晴らしい(※自身のこと)」とジョークを混じえ、提議の対象が名称だけであることを強調しています。
この提議の結果、pep8 は pycodestyle に名称が変更されました。
ただし、当面の互換性のため、pep8 はそのまま残り、pycodestyle というモジュールが新たに作られるという形になりました。pep8 は更新停止、今後のバージョンアップは pycodestyle のみで行われる、ということになります。
pep8 と同じ理由から、pydoc用の文字列をチェックする pep257 も、pydocstyle に変更されました。当面 pep257 は残る点、pep257 の更新が停止した点も、pep8 と同じです。
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